2013年度ニュートン祭開催報告

2013年12月14日(土)下記のプログラムでニュートン祭が開催されました。参加者は1953年度入学者から1988年度入学者までの30名、学芸大学物理科学科の先生2名、現役4年生5名の参加でした。先生方と現役学生は学内行事が延期になったため最初から出席して頂くことができました。

  受付 16:30
1. ニュートン祭の経緯  17:00〜17:15 
   岩下彪(1953年度入)  
2. 近況報告 17:15〜18:15
   学年毎  
3. 話題提供 18:15〜19:15
 (1)  下條隆嗣(1963年度入) 物理教育・理科教育−学大での研究と今後の課題
 (2)  小田和美(1971年度入) 物理から情報教育へ 
 (3)  市野瀬英喜(1966年度入)  電子顕微鏡はどこまで進んだか 
 * 質問用紙回収 19:15〜19:30
 4. 自由発言  19:30〜20:00
     質問への回答
 5. ニュートン祭の今後  20:00〜20:15
     学年代表者の指名

 1. ニュートン祭の経緯については学芸大学名誉教授の岩下 彪氏にニュートンの誕生日にまつわる話から1970年前後に学芸大で開催していたニュートン祭の思い出などを語って頂きました。 
 2. 近況報告は各学年毎に立っていただき、一人ひとりから短いコメントを頂きました。 
 3.  話題提供では各分野で活躍中の3名の方に興味深い話をして頂きました。
 (1)  下條隆嗣氏は学芸大学に1963年に入学以来、名誉教授として定年を迎えるまで理論物理の研究と理科教育、科学教育、教育工学の研究に多大な業績を積まれたことを背景に、学芸大学物理科学科に籍を置く学生だからこそできる課題を示して頂きました。
 (2)  小田和美氏は東京女子体育大学教授で、情報教育を通して教員養成に関わりながらコンピュータの教育利用・インターネットの教育活用・Webコンテンツ開発・能力評価などに関する多方面な研究活動を行っている立場から、ニュートンに関わる多くの情報を誰でも簡単に収集できる現実を示してこれからの教育は情報収集能力とそれを正しく分析し思考する能力の育成が必要であることを示して頂きました。
 (3)  市野瀬英喜氏は学芸大学大学院を終了後、東京大学、北海道大学等で電子顕微鏡の性能向上をリードされてこられた立場から、科学の方法論の1つである”物質を見る”と言うことの本質を分かりやすく説明して頂き、日本の電子顕微鏡の技術が世界をリードしていること示して頂き、日本人として誇らしく思いました。
 4.  予定では話題提供中に質問用紙を配布して講演後にまとめて議論したかったのですが、時間が無くなってしまったので、割愛させて頂きました。
 5.  時間が押し迫った中でしたが、ニュートン際継続を拍手で承認いただきました。
連絡係りとして出席者の学年毎に連絡代表者を決めて頂きました。
 *  予定より大幅に伸びて終了したのは9時過ぎでした。

会計報告

収入
会費;3000円×32名=96000円

支出
会場費;80000円
封筒:
切手;

残金;16000円

残金は今後の運営費に利用させて頂きます。

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