物理同好会週活記録
2018年11月21日(水)、28日(水)
出席者:和田義親
1.熱電対用アンプテスト
・入力電圧0Vで出力電圧97.8mVのチャンネルがある。
・offset電圧が-5.2m、-0.1mVのチャンネルがある。
・増幅率は約6倍〜500倍まで10kΩの半固定抵抗で決まる。
2018年11月7日(水)、8日(木)、14(水)、15(木)
出席者:和田義親
1.テスト実験
・ドライアイス購入、板1kg、ナゲット1kg
・熱電対0点用氷の購入
・熱電対電圧はFRONTのみ測定、下部温度-54.0℃まで下がる。
・2台のカメラで放射線の飛跡を同時撮影確認
・カメラのレンズ位置測定
2018年9月23日(日)
出席者:木下昭一、和田義親、松柴直樹
1.科学の祭典
・午前8時集合、準備:資料、装置展示
・ロールペーパーの芯と2次元回折格子を利用した万華鏡:はさみ、2次元回折格子、セロテープ、黒ラシャ紙、紙パイプ
・プリズム式の分光器、モノクロメータの展示
・アルミパイプの虹の解説
・無線による事件告知システムの紹介:マンパワー不足のため展示のみ
・PETボトル廃物利用霧箱3台セット:モナザイト、カリ肥料、昆布、塩ビパイプジョイント利用霧箱:宇宙線用
2018年9月20、21日
出席者:和田義親
1.フルセット、ドライアイス装填
・マニュアル露光設定で動画撮影>>飛跡見えず
・ペットボトル製霧箱の放射線をカメラ1をオート露光にして撮影>>カメラ1(OLYMPUS EM-1)で飛跡を捕らえた
2018年9月19日
出席者:木下昭一、和田義親
1.科学の祭典打合せ
・前日(22日)準備:ドライアイス購入、ミニワークショップ参加
・ロールペーパーの芯と2次元回折格子を利用した万華鏡の作製
・プリズム式の分光器、モノクロメータの展示
・アルミパイプの虹の解説
・無線による事件告知システムの紹介
・PETボトル廃物利用霧箱と塩ビパイプジョイント利用霧箱で放射線の観測
2018年9月12日
出席者:木下昭一、和田義親
1.Newエタノール拡散型霧箱(PicoLoger用温度センサー付))の試用:ドライアイス装填
・カメラの露光はマニュアル
・PC読み込みエラー
・動画での撮影失敗
・レンズ面位置測定
2018年9月11日
出席者:和田義親
1.エタノール拡散型霧箱の本番稼動:ドライアイス装填
・熱電対の零点なし
・LED懐中電灯を照らし、肉眼で放射線飛跡確認
・動画での撮影失敗
・レンズ面位置測定
2018年8月31日
出席者:和田義親
1.カメラ2をスタンドの鉄棒に変えて、霧箱内対象点の測定
解析中
*カメラ2は3脚にセットしているが、シャッターを押すときにぶれている。改善を要する。
2018年8月24日
出席者:和田義親
1.霧箱内対象点の測定
(1)細い導線に細い糸を結びつけたものを霧箱ないにセット
(2)霧箱内に置いたユークセン石の位置測定
(3)霧箱内熱電対の先端位置の測定
(4)糸の結び目と意図の先端の位置を測定
尤もらしい結果を得た
*カメラ2は3脚にセットしているが、シャッターを押すときにぶれている。改善を要する。
2018年8月20,22日
出席者:和田義親
1.霧箱設置、霧箱内対象点の測定
(1)参照座標を赤色に替える
(2)霧箱内に置いたユークセン石の位置測定
(3)霧箱内熱電対の先端位置の測定
尤もらしい結果を得た
*カメラ2は3脚にセットしているが、シャッターを押すときにぶれている。改善を要する。
2018年8月1,2日
出席者:和田義親
1.常磐上既知座標再構成実験
(1)先週同様の錘を下げる道具を使用し、常磐上の既知座標を再構成
常磐上の座標 再構成座標
(x, y, z) (x, y, z)
(-5, -5, 0) (-5.16, -5.47, -0.93)
( 0, -5, 0) (0.25, -5.42, -0.84)
( 0, 0, 0) (1.14, 0.38, -1.18, -0.93)
( 0, -5, 0) ( 1.79, -9.63, -0.57)
*カメラ2は3脚にセットしているが、シャッターを押すときにぶれている。改善を要する。
2018年7月25日
出席者:木下昭一、和田義親
1.カメラ位置測定
(1)先週作製の錘を下げる道具を使用
常磐を水平にする
カメラのレンズの十字4隅の印を付ける
錘下げ装置の先をカメラレンズの印に合わせて定盤に粘着シートで印をつけ、高さ(z)を測定する
錘の位置に付けたシートをカメラ毎に写真に撮る
*一人の作業で3時間要する。
2018年7月18日
出席者:和田義親
1.カメラ位置測定方法変更
(1)錘を下げる道具を製作
常磐を水平にする
カメラのレンズの十字4隅の印を付ける
錘下げ装置の先をカメラレンズの印に合わせて高さ(z)を測定する
錘の位置で(x、y)を測定する
2018年7月4日
出席者:和田義親
1.霧箱セット用定盤整備
(1)カメラ2台で同時
カメラ1:Olympus E-M!1:被写界深度が浅く、参照座標が見えない、要絞り
カメラ2:Canon EOSkiss
*カメラ位置が不安定、位置測定の改善が必要
2018年6月27日
出席者:和田義親
1.霧箱セット用定盤整備
(1)カメラのマニュアル露光とフォーカスの設定確認
Canon EOSkiss
Olympus E-M!1
2018年6月20日
出席者:和田義親
1.霧箱セット用定盤整備
(1)霧箱容器と参照座標用ストッパーの取り付け
2018年6月13日
出席者:木下昭一、和田義親
1.物理同好会新入生歓迎会
場所:東京学芸大学環境教育研究センター多目的教室
次第
第一部
15:00-15:03 挨拶 物理科学分野主任 金沢育三
15:03-15:05 写真撮影
15:05-15:20 平成29年度活動報告
「アルミパイプ内部に生じる虹模様の観察」 渡部健太郎
15:20-15:50 平成30年度活動計画
(1)ペルチェ効果を利用した霧箱の制作 担当: 木下昭一
@市販ペルチェ効果実験キットの作製
A霧箱の最適条件の実験
(2)拡散型エタノール霧箱の特性研究 担当: 和田義親
@2台のカメラの光軸測定の精度改善
A霧箱内温度のモニターシステム確立
B放射線軌跡の基点と終点のデータ収集と解析
(3)聴覚モデルの研究 担当: 和田義親
@目に見える共振体を作る。
A共振体の振幅を可視化する。
(4)携帯可能な無線操作型警告灯の電子工作 担当: 荒川悦雄
@小型端末ボタンにより、パソコンを介して、警告灯を点滅
A大学が受信した緊急地震速報により警告灯を点滅
*これらの研究成果を"青少年のための科学の祭典in小金井"(2018年 9月23日(日)開催予定)に出展する事を目標にする。
(5)勉強会 担当: 木下昭一
@学生の希望に応じて開催
A例えば、富山小太郎「力学」1970年、「電磁気学」1972年、岩波書店
15:50-16:00 質疑応答
軽食
16:03-16:20
第二部
16:20-16:40 研究室見学 引率・荒川研学生
16:40-16:43 挨拶 和田義親 物理同窓会代表
残念ながら1年生の参加はなかった。
2018年6月6日
出席者:和田義親
1.霧箱セット用定盤整備
(1)形状測定、ストッパー
2018年5月30日
出席者:和田義親
1.カメラスタンド調整
(1)光学定盤にセット
2018年5月23日
出席者:木下昭一、和田義親
1.均質等方体の運動方程式
(1)物質導関数の導入
2018年5月16日
出席者:和田義親
1.カメラ固定スタンド工作
(1)11Φ真鍮丸棒切断とねじ切り
2018年5月9日
出席者:荒川悦雄、木下昭一、和田義親
1.今後の課題活動
(1)無線操作型モールス信号点滅警告灯の電子工作
@携帯可能な小型端末のボタンとと警告灯との間は無線電波で通信する。
Aパソコン(Raspberry Pi 3)を端末とし、離れたところにある警告灯を指定した時間間隔で点灯するプログラム(Python 2.x)を作製する。
(2)ペルチェ効果を利用した霧箱の制作
@市販ペルチェ効果実験キットの作製
A霧箱の最適条件の実験
(3)拡散型エタノール霧箱の特性研究
@2台のカメラの光軸測定の精度改善
A霧箱内温度のモニターシステム確立
A放射線軌跡の基点と終点のデータ収集と解析
(4)聴覚モデルの研究
@目に見える共振体を作る。
A共振体の振幅を可視化する。
*上記の研究成果を"青少年のための科学の祭典in小金井"に出展する事を目標にする。
2.東京学芸大学物理同好会への新入生歓迎会
日時:2018年6月13日、時間未定
会場:環境教育研究センター多目的教室
2018年4月11日
出席者:木下昭一、和田義親
1.科学の祭典について議論活動
(1)目的
@幼児も楽しめる実験。
Aお土産として持ち帰られる教材。
B先に繋がる研究。
(2)テーマ1:音
・聴覚のモデル、フーリエ変換と音の合成
・ドーナツ型空洞の中のクントの実験
・矩形にした空洞の中のクントの実験
・ホルンのような長い渦巻きの中のクントの実験
・クラドニーの図形
(3)テーマ2:光
・光の速度の測定実験
・虹の理論と模型
・ビーズ玉を使った虹
(4)テーマ3:放射線
・拡散型霧箱の冷却法、温度測定
・ペルチェ素子による冷却
2018年1月5日
出席者:和田義親
2年生1名
1.活動
(1)実験台座標上の特定点((0,0,0)を中心に、(5,0,0)など9点)の再構成精度の確認(中澤、和田)
@カメラ1:オリンパスOM-D、E-M10U、レンズ位置(25.8,-2.4,36.8)。
Aカメラ2:オリンパスOM-D、E-M1、レンズ位置(-12.5,18.2,38.3)。
Bz=17.1の参照座標面の(x,y)をカメラ1,2の写真から読み取る。
Cカメラ1の視線とカメラ2の視線の交点を求めた。
・x座標とy座標の再現性は1点を除いて1cm以下であるがz座標は2.4cmあった。
(2)点(0,0,0)とカメラレンズの位置を結ぶ視線から計算で求めた参照座標値を用いた再構成点は(0,0,0)を再現した。=>再構成の計算には問題はない。
(3)(2)の擬似データを下に系統誤差の伝播を計算したところ、レンズの位置と参照座標の位置座標読みの誤差が0.1cmで6.5cmとなることが分かった。誤差0.01cmで0.6cmとなる。